斑鳩の里

最近、津軽三味線のお稽古に熱中し過ぎたせいか、
左手の中3本の指に、ひきつるような痛みが出てきました。
澄んだ音を出したいと、弦をしっかり押さえることを意識して
練習していたせいでしょうか。

弾けば弾くほど、苦手なところが少しずつ克服できるし、
手ごたえが実感できてきてたのに、残念だけど痛めてしまってからでは
元もこうもないので、少し休めることにしました。
50代の頃は、毎日5時間練習しても平気だったのにね、
やっぱり年を取ってきたってことでしょうか。

       ★~★~★

少し暑いけど、お天気はいいし、斑鳩の里を歩いてみることにしました。
いつも車を止める法輪寺を通り過ぎ、県道9号の途中にある休憩所に
車を置き、田植えの終わった田んぼのほとりを、
ぶらぶらと法隆寺をめざしました。

田んぼで農作業をする人もなく、行き交う人もなく、だあれもいません。
そして、田植えの終わった田んぼがこんなに広がってるのに、
カエルの鳴き声が聞こえないのは、どうしてでしょう、
夜になったら鳴くのでしょうか。

真ん中の一番奥に法隆寺の五重塔が見えていますが、わかりますか?

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以前はこんなに家が建ってなかったから、
五重塔がくっきりと浮かび上がっていたんだけどね~。

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五重塔をめざして歩きます。

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やっと法隆寺の土塀に到着。

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いつもは東大門から入るのですが、今日は正面から入ることにしました。
松の老木の長いトンネル道を、砂利を踏みしめながら法隆寺南門に進みます。
この参道と並行してるすぐ横の道には、土産物屋さんや食堂、観光バスの駐車場があるため、ここを通る人はほとんどいません。
こんなに立派な正規の参道があるのに、残念に思います。
この長い参道を歩いていくと、「今から法隆寺にお参りするんだ」という
気持ちが高まってきます。

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相変わらず修学旅行生がいっぱいです。
この子達、大人になって法隆寺のことを覚えていてくれるのでしょうか。
「修学旅行で一回行ったけど、全然覚えてないわ~」
という人が多いのではないでしょうか。
私もそうでした。中学生の時に修学旅行で訪れていますが、
建築物も仏像も、何一つ覚えていません。

CIMG7745

CIMG7759

奈良に住むようになっても、退職するまでは
訪れることすらありませんでした。
古代の七宝伽藍がすべて健在で、そのすべてが国宝という
これほど素晴らしい文化遺産がすぐ近くにあるというのに。

CIMG7750   CIMG7751

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境内は緑一色、桜の時期も、紅葉の時期もいいけど、やさしい緑に癒されます。

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相変わらず元気な楠の老木に挨拶して、法隆寺を後にしました。

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斑鳩の里 への14件のフィードバック

  1. wakasahs15th より:

    お早うございます(^^♪
    斑鳩の里は素敵な所ですね(^^♪ 私は法輪寺一帯に咲くコスモスに魅せられて
    毎年伺っています。
    法隆寺は数回ですが・・・。柿の実と塔を撮りたくて良い場所を探しましたが
    ダメでした(^^)/

    • cosmos より:

      法起寺と法輪寺は、田んぼの中に建ってるその素朴さが好きで、
      よくウロウロと歩きます。
      法起寺のコスモスはよく知られていますね~。
      今回法起寺にも寄ろうと思ったのですが、いつも車をとめてる所に鎖がかけてあって入れなくなっていましたので、仕方なく通り過ぎました。駐車場ではなかったけど、ちょっと立ち寄るのに都合がよかったのですが。。。
      柿の実と法隆寺の塔が撮れるところはないですね~、法輪寺ならありますよ。

  2. medaka4841 より:

    田んぼの中の道を自転車で高校へ通いました。見てるだけで懐かしい!
    私なんぞ3時間のピアノ練習すら指が攣った!フン すぐに止めちゃった。でも必須だったから仕方なくしてた。温情で単位貰った。「あんたのピアノにかまってられへん、卒業して。」だって。

    • cosmos より:

      私も子供の頃は、こんな田舎で育ちましたから、田んぼの中の道は落ち着きます。
      楽器は地道な練習があるのみ・ですからね、好きでなくちゃ続けられん。
      昔と比べたら、新しい曲が覚えにくくなってきたような、いつまで進歩しつづけられるのかな~と、不安がちょっと。

  3. kerocatcyan より:

    左手の回復祈っています。
    ご自愛下さいね!

    • cosmos より:

      有難うございます。
      しばらくお休みしてたから、痛みは取れました。
      もう少し大事をとって、民謡三味線(中棹)でお稽古してます。

  4. fujim より:

    お稽古に熱中し過ぎたせい・・・と立派な理由があってまだいいですよ、私なんかどうしたわけかナニかする度にひょこっと親指の付け根が痛くて、重いものは持てないし力が入れられない、、、これこそ年を取ったせいにちがいないのです(><;;  ま、無理しないようにするしかないですね(--とほほです。

    あ~んなところにある五重塔まで歩くんですねぇ~~  見慣れた景色、田圃や草花と話をしながら、健康な証拠です。
    この土塀!知ってる^^ これはまだ覚えています。 
    3年前に私も立った、法隆寺中門へ向うあの同じ道も覚えてます(^^!
    私が行ったときは桜の葉が柿色の秋でしたが、緑一色の法隆寺もいいでしょうね。 冬も春も、景色も含めて 「日本の遺産」 ですね。

    • cosmos より:

      ちょっと違うけど、私も同じようなことがありましたよ。
      手を広げて、パーからグーにしようと手を握るのに、
      中指だけがつっぱったまま、どうしても曲がらない! 
      「ん~~~ん」と力をいれると急にカクンと曲がるんです。
      「バネ指」というそうですね。いつの間にか治りましたが、
      これも「カレー」ですって。食べるカレーは好きだけど、
      こっちのカレーは、ほんとにトホホですね~。

      健康のために歩かなくちゃ、と主人を病院に送り出したあと、
      一人で斑鳩をうろうろしました。帰る時間を気にしながらなので、
      遠くに行けないのが残念ですが、自由きままなのが最高の贅沢です。

  5. KEN16 より:

    どうもどうも・・・
    梅雨の空とはいえ少し憂鬱になりますが時々晴れて時々小雨が降って・・・、こちらは空梅雨気味ですね。
    高校生を卒業したころにJRで奈良の法隆寺駅に着き若さに任せてあの五重の塔を見当てに歩いたのを思い出しました。確かに松並木があって門前の旅館?に一人泊まったのを思い出しました。
    その後も年老いた?楠は元気そうですね。その後は連れ合いと出かけておられるのうでしょうがしっかり杖のお役を果たしているとはいえ、大好きな津軽三味線を思う存分楽しめないのは少し残念せすね。梅雨本番のおり、お身体のことご自愛ください。それでは、またまた・・・

    • cosmos より:

      KENさん、こんばんは。
      コメント有難うございます。
      10代に一人旅で、それも法隆寺に来られたというのはすごいですね。
      私は60を過ぎてやっと、歴史のある古いお寺や、仏像に興味をもつようになってきました。
      お蔭さまで、主人は1時間くらいの散歩は一人でも大丈夫になってきましたが、電車に乗ったり、遠出は心配なので私も一緒に出掛けています。
      お稽古も、ボランティアも完全にもとに戻りましたよ。
      ただ、夜や泊りで出かけることは、まだ心配でできません。
      KENさんも、よくなられたようで、良かったですね。

  6. abend より:

    こんにちは。
    趣味に没頭できる時って至福の時ですよね^^
    お大事になさってくださいね。

  7. cosmos より:

    abendさん、こんばんは。
    有難うございます。
    津軽三味線を弾いてると、何もかも忘れて没頭してしまいます。
    少し休めたら痛みが取れました。
    無理しないように、と思うのですが、ついつい熱中してしまいます。

  8. saganhama より:

    (‘-‘*)オハヨ♪ございます。
    三味線の演奏は指に負担が掛かるから無理は禁物のようですね。早目〃のケアーで長く演奏が続けられるようにご自愛ください。

    私が初めて奈良を訪ねたのは大阪万博開催中の年ですから、45年も前の事になります。 その時は東大寺、若草山、法隆寺を訪ねました。法隆寺の境内へ行く時に歩いた道は参道ではないんですね!!。寺院の建物の木組みなどの精密さが今でも印象に残ってます(その頃は指物制作を学んでたので・・・)。なので、別の視点で奈良の印象強いです。京都は観光客が多すぎて何を観たのか殆ど記憶に残ってません(笑)。先日、海外の方に人気の観光地として京都があがってましたが、悠久の時間が感じ取れる奈良の方が私としては一番だと思うんですけどね。里山と田畑があって、その中に溶け込んでる時を重ねた建物のある風景は何物にも代えられぬ、日本の貴重な財産だと思いますよ。その風景も人口が増える事で少しづつ減少してる事が残念です。

    私の方も今年88になるお袋の体力がかなり衰えてきてるので、遠出は難しくなってきてます。今年は関西の方を訪ねようと思ってたのですが、実現は難しいですわ(苦笑)自分自身が齢を重ねてるのですから親が衰えていくのも当然ととらえて、今は現状に合わせた生活をしていかなければと思ってます。自分の好きな事と家族のお世話のバランスを上手くとって、生活をエンジョイしましょう。

    • cosmos より:

      hamaさん、おはようございます。
      お返事が遅くなってすみません。

      有難うございます。
      生きてるかぎり弾き続けたいですからね、
      がんがんお稽古したいのはやまやまなれど、
      明日を考えて一歩手前でやめておきます。

      時代が違うからでしょうが、1300年の時を経た建物が、
      昔ながらの田園風景の中に自然に溶け込んでる様子は、
      確かに京都より奈良の方が「悠久の時」が感じられますね~、

      京都が海外の方に人気があるのは当然だと思います。
      豪華で、きらびやかな建造物の数々はすごいですね。
      ただ、どこへ行っても人が多いので、ゆっくり味わうことができないし、私は、人ごみの中を歩くだけで疲れてしまいます。
      なので、 一度見たからいいか! 
      と最近は京都に出かけることがなくなりました。

      hamaさんちも遠出は難しくなってきたんですね、
      残念ですが、お母様を一人にするのは心配ですものね。
      私の夫は74才になりますが、一般的にはまだまだ元気でいられる年齢なので、今の状態を維持してくれたら・と思っています。
      もちろん個人差はあるでしょうが、70才という年齢は、1つの節目のような気がします。
      「いつまでも若いつもり」は通用しなくなるというか、目に見えて体に変化がでてきます。頭では、年をとったという感覚はまだないのですが、体は正直に年齢を重ねていってます。
      他人事ではありません、私ももうすぐです。

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