奈良公園の秋

猿沢池を見た後、紅葉真っ盛りの奈良公園を歩きました。
一番早くに赤く紅葉するナンキンハゼ、半分は葉が落ちて、
赤と黄の落ち葉のじゅうたんに、木漏れ日がきれいでした。

奈良公園 083s-

ベンチに座ってお弁当を食べていた男性、鹿にお弁当を取られそうになって
立ち上がったら、リュックから何やら引っ張り出されて、取り戻そうと鹿と引っ張りっこしてます。
こんなお行儀の悪い鹿もいるんですね。

奈良公園 075s-

興福寺五重塔の横の道路を春日大社に向かって登っていくと、
右手に菩提院 があり、「伝説三作石子詰之跡」 という碑が立っています。

奈良公園 056s-

その昔、奈良の鹿は 「神の使い」 として大切にされていて、
鹿に危害を加えようものなら、重い刑罰に処せられたそうです。
夜のうちに家の前で鹿が死んでいたりすると、大変なことになるので、
そっと隣の家の方に死んだ鹿を移動させた・・とか。
それで昔の奈良の人は早起きするんだ・・と三角点めぐりをしてた時、
歴史の先生から聞いたことを思い出しました。
★~ ★~ ★
石子詰め伝説とは
昔、この場所に寺子屋があり、読み書きやそろばんなどを教えていました。
興福寺の稚児の三作(みのさく)が習字のお稽古をしている最中に
少し離れたすきに鹿が来て習字を食べてしまいました。
三作は鹿を追い返そうと文鎮を投げつけると、当たり場所が悪く鹿は死んでしまいました。
当時鹿は、神のお使いといわれ、殺した者は死んだ鹿と一緒に小石で生き埋めにされる
「石子詰め」という刑に罰せられました。
三作はその罪によって寺の深い穴に入れられ、死んだ鹿と一緒に
石を詰め込まれ生き埋めにされたといわれています。
当時三作は13歳。  その後、寺では三作の供養の為、
明け七つ(午前四時)と暮れの六つ(午後六時)に鐘を鳴らしました。
合わせて十三、三作の年齢にちなんでのこととされています。
三作の母は子供の永遠の供養にと墓地に紅葉を植えた。
それから「鹿と紅葉」という花札にもある組み合わせが生まれたと言う。
                                奈良市観光協会公式ホームページより
★~ ★~ ★
浮身堂のある鷺池にいってみました。
お天気はよかったのに、風が吹いていたので、
水面に映る逆さの浮身堂は、残念ながら撮ることが出来ません。
ここも、すっかり秋色ですね。

奈良公園 063s-

見慣れないテントにたくさんの人の行列、
公園の中にある奈良国立博物館で、正倉院展が開催されていて、
入場を待つ人の行列でした。
この日は土曜日の朝だったので、75分待ちということでした。

奈良公園 019s-

紅葉と正倉院展で混雑している奈良公園ですが、
少し奥まったところまで来ると、こんなに静かな場所もあります。

奈良公園 023s-

いちょうの葉もだいぶ落ちてきました。
奈良公園では、こうして絵を描く人をあちこちで見かけます。
こんな風に描けたらいいな~、といつも羨ましく思います。

奈良公園 094s- 
奈良公園 090s- 

東大寺大仏殿横の紅葉
 
奈良公園 086s-

最後は、大仏池。
同じ景色でも、季節によるのはもちろんのこと、
日の当たり具合、雲の形や量、風のあるなしでずいぶん違って、
写真っておもしろいですね。

大仏池

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奈良公園の秋 への12件のフィードバック

  1. 照れまん より:

    コスモスさん こんにちはー
    みのさくちゃん 可愛そう。一所懸命勉強していたのにね!
    そういえば 「水戸黄門」の中でありましたよ。誰よりも早く起きて 店の前の掃除をする丁稚。
    ある日、朝掃除しようと店を開けると、目の前で鹿が死んでいた。これはえらいこっちゃと、檀那様に知らせると、すぐさま 隣の店の前に持って行けと言う。
    ところが運悪く、他の店の人達もみんな起きて来て 大騒ぎになる。
    檀那様は捕えられ、店は闕所。
    ここで水戸黄門様が 「このこうもんが目に入らぬか!」と、いやいや、「この紋所が目に入らぬか!」と、ライバル関係の悪徳商人の悪事を暴き、見事解決。
    奈良はいろんな物語があって、面白いですね。

    ところで、コスモスさん 快調に記事をアップ。
    以前、記事を書いては消していた、と書かれていましたが、書きかけの記事の保存はしないのですか??
    ライターの場合は 左上の保存をクリックすれば、OK。また続きが後日書けますよ。御存知ですよね。パソコン原始人の私が御免なさい(×∪×)!
    私なんか 書きかけの記事が 五つくらいあって、遅いのは三か月くらいかかってやっとアップと言うのもありますので、新しい記事が先になるということがしょっちゅうあります。

    • cosmos より:

      照れまんさん、こんばんは。
      昔はずいぶん残酷な刑罰があったんですね。
      でも、ある人ののサイトで、これはあくまで伝説で、「三作石子詰め跡」は実在するが、お寺がそんな残酷なことをするはずがないので、これは寓話だろう・・と書かれています。
      いずれにせよ、どんな所にもいろんな伝説がありますね。

      「猿沢池」 と 「奈良公園の秋」 はひとつの記事として書いていたんですよ、でも別々の方がいいかな~、と思って分けました。
      奈良の天平人の私だけど、記事の保存だけは知ってました(笑)
      私の場合、季節の写真を撮ることが多いので、保存したままグズグズしていると、あじさいの記事が、とっくに梅雨が終わって夏になってしまったりするので、来年に置いておくのも長すぎるし、削除、削除となってしまうんですよ。
      私は書くのが遅いし、パソコンの動きも遅いんです 涙。。。

  2. abend より:

    綺麗ですね~^^
    またお出かけしてみたくなりましたよ。

    • cosmos より:

      abendさんこんばんは。
      奈良公園は今が紅葉真っ盛りです。
      もう少しすると、室生寺がきれいになりますよ。
      またお出かけくださいね。

  3. medaka4841 より:

    秋本番ですね。ここで従姉妹と正倉院展に行って並びましたよ!ツアーでも行ったし、遷都の時も行ったので3回足運んだことになります。もっとじっくり見たいけど押すな押すなの盛況でほんと 見た気がしませんでした。それでも螺鈿の琵琶の実物見たら感動でしたね。どんな音がするんでしょう。普通の琵琶の音は目の前で演奏してもらいました。津軽三味線の音も混じってるんですよ。原型だから当たり前か・・・。
     そういえば「早起きは3文の得」の由来が鹿が家の前で死んでると3文の罰金なのでみんな早起きして死骸をお隣へハイお隣へと送るんだそうですね。笑いましたよ 最後の家は家族中で町外れへポイするそうな。なんか切ないな。と言いつつ実は鹿肉食べたことがあるんですよ。小さい頃は干し肉になってましたし、4・5年前に新鮮な肉を寿司にして食べさせてもらったこともあります。ただ 捨てるのは勿体無い。と ちゃうか、食うな!ですね。紙のお使いだもん。実家の明神さんのお使いも鹿と鮭だってのにね 薄情な氏子です。

    • cosmos より:

      medakaさん、こんばんは。
      正倉院展、閉館の少し前に入るとすいててゆっくり見られるそうですが、遠くから来た人は帰れなくなってしまいますものね、そのへんは地元の特権かな。
      津軽三味線も長く弾いてると、棹に糸の跡がついて、少しずつ棹がえぐれて、溝が出来てきます。そうなると、ビ~ンと響いて琵琶のような音がするようになるので、三味線屋さんで棹を削ってもらいます。棹の木の堅さによって差はありますが、棹についてる糸の跡でその人の練習量がわかると言われます。琵琶と三味線は同じだということが良くわかりますね。

      鹿肉、食べたことないです。
      あのかわいい顔を見たら食べられないな~・・ってお肉になったら何にも考えないで食べるでしょうね、きっと。 牛肉も、豚肉も、鶏肉もおいしいもんね。

  4. saganhama より:

    こんばんは(^J^)
    今回はユックリの登場です。。。( ゚∀゚)アハハ
    紅葉の奈良公園も絵になりますね。一枚目の写真が好きですよ。大仏殿も捨てがたいですが・・
    鹿にまつわる早起きの話聞いたことがあります。確か修学旅行の時だった思いますが、実話だとしたら悲しすぎる話ですが、鹿の大切さを人に伝えるための伝説なら許せますね。
    浮御堂は木々に囲まれてるから、紅葉か新緑の頃がベストのような気がします。奈良公園は見処が多いから四季を通して訪ねて見たいと思ってますが、盆地なので冬は寒いんでしょうね((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル
    正倉院展は行列の為のテントが、こんなに長く設置されてるんですか!!宝物を見てみたいと思う人多いんですね。

    • cosmos より:

      hamaさん、こんばんは。
      お返事が遅くなってすみません。
      一番目の写真、「秋本番」がしっかり出てるでしょう、色合いが気に入ってます。
      浮身堂は、意外と真夏の深い緑の時もきれいですよ。
      自然は四季を通して絵になりますね。
      hamaさんは寒いのが苦手でしたよね、京都のように底冷えは厳しくないと思いますが、やっぱり奈良は寒いです。
      正倉院展は、毎年違うものが展示されるので、毎年見に行くって人、多いですよ。

  5. Pu'uwai より:

    ナンキンハゼも銀杏もすっかり散ってしまいましたね。
    1枚目の写真も銀杏の絵を描く人の写真も素敵な奈良公園がよく表現されてますね。いつの間にか、冬になってしまって後1月もするとお正月が来てしまいます。月日が経つのは早いと実感してます。

    天賞おめでとうございます。(今頃、遅いよね) 采女の池も、三作の石子詰めもありそうで恐いですね。民話って残酷なものがありますね。チェリーセージにサルビア・グレッギーと言う花があります。これは実話なんですが、発見者のグレッグという人の名を取っています。
    この人アメリカからメキシコ探検旅行の途中で植物採取に夢中になり、旅が長くなって食糧が底をつきました。落馬して動けなくなった時に、隊長といると飢えて死んでしまうという隊員に置き去りにされて44歳で餓死してしまったんです。何とまぁ、漫画チックと笑ってしまったのですが、笑いごとじゃない実話なんですね。
    あらら、まったく関係ない話に飛んでしまいましたね。

    猿沢池 高校の修学旅行で行きました。鮮明に覚えています。鹿にお煎餅をねだられました。大仏池の写真素敵な風景ですね。

    • cosmos より:

      Pu’uwaiさん、こんばんは。
      ごめんなさい、ずいぶんお返事が遅くなってしまいました。
      今日は寒いですね、もう完全に冬ですよ~。
      月日がたつの、ほんとに早い、早い! 
      70歳過ぎの人と、80歳過ぎの人の話
        「60になったら、70になるのが早いよ」 うん、うん納得
        「70になったら80はあっという間よ」  怖い、怖い!
      元気な今を大切にしなくちゃね。

      有難うございます。 天賞だなんてね~、びっくりでした。
      当たりが続きますようにって、宝くじ買いましたよ。
      6億もいらない、1千万円でいいんだけどな。
      本当に当たったら、どうしよう。
      200万円くらいの津軽三味線と、20万円くらいの総鼈甲の撥を買おうかな。

      2日に日民の民謡コンクールが終わりました。
      今回は会から出演する人の、お囃子要員でした。自分の唄なら間違えても仕方ないけど、人のお囃子で間違えるわけにはいかないですからね、緊張しました。次の日曜日は津軽三味線のコンクールです。その合間に老人ホームの慰問に行ってます。

  6. 照れまん より:

    コスモスさん こんにちはー
    奈良の紅葉は 本当に風情があっていいですね。いい所にお住まいだと思います。

    ところで、話は変わりますが、秋口だったでしょうか、リトルリーグの世界大会で日本のチームが優勝したそうですね。
    圧倒的に強かったそうなので、TVのスポーツニュースに出てくるのを待っていたのに、とうとう見ることが出来ませんでした。
    リトルリーグ と言うのはプロ野球と同じルールなのかと思ったら、随分違うんですね。子供を守るために、いろんなルールがあるんですね。
    優勝した日本のチームには、180センチを超えるすごいバッターが居て、最長不倒距離のホームランを打って、現地ではヒーローになったようです。
    ルールの一つで変だなと思ったのは、世界大会なのでいろんな国が戦って優勝しますよね。それが、世界一ではなくて、世界大会優勝国なのですね。
    アメリカは全く別のリーグがあり、その大会で優勝したチームが、世界大会で優勝したチームと世界一決定戦をして、これに勝てば、真の世界一なんですね。
    つまり、アメリカはどうやっても 決勝戦に 出られるようになっているのですね。
    これって、おかしくない?と思うんだけど、アメリカが主催するので、そうなっているのでしょうね。
    でも、決定戦で 圧倒的な激勝ちで日本チームが優勝したようです。
    日本のリトルリーグって すごいハイレベルですね。

    • cosmos より:

      照れまんさん、こんばんは。
      つい先日まで、紅葉がきれい~っていってたのに、季節はどんどん進んでもうどっぷり冬ですね。今日は山歩き仲間の忘年会でした。お好み焼きをいっぱい食べ過ぎたので、平城宮跡を一時間半歩きましたが、寒くて寒くて、マフラーで ほっかむり して歩きました。

      リトルリーグのこと、よくご存知ですね。
      まだ体が出来てない小学生の野球ですから、無理にならないように細かいルールがいっぱいあって、監督さんやコーチの人たちは采配が大変のようです。ピッチャーは、一試合での投球数が決まっていて、そこまで来ると途中でも交代しなくてはならないので、最後まで勝ち残るためには、いいピッチャーが三人はいるそうです。
      関西で優勝したチームも強かったんですが、日本一になった関東のチームにいる180センチを超えるピッチャーに「打てないし、打たれるし」手も足もでなかったそうですよ。
      まだ小学生なので(もう中学生ですが)わかりませんが、そのうち甲子園に出てくるかもしれませんね。
      世界大会は、アメリカ流儀で独断のルールのようですね。
      孫は中学生になって、学校の野球部にはいりました。
      シニアリーグもあるのですが、練習量が多くて勉強する時間がとれないとか。
      本人曰く、「高校野球で頑張る」 そうです。

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