猿沢池

ブログ友 照れまんさんの 「ワイワイ俳句会」 に初めて俳句を作って投稿した句で、
何と大当たりの 「天賞」 をいただきました。

猿沢の 采女も悲し 雨月かな

お題が 「名月・月」 だったので、まず頭に浮かんだのが猿沢の池の 「采女まつり」 でした。
毎年 中秋の名月の日に行われる采女神社のお祭りですが、
今年は台風が奈良を通過、大変な雨風に見舞われお祭りは中止になってしまいました。
そこで思いついたのが、この句でした。
★~ ★~ ★
奈良公園の一角、興福寺の五重塔を望むところに猿沢の池があります。
日当たりがよくて、亀が甲羅干しをしたり、鳩が群れていたり、
池のほとりのベンチには、いつ行ってものんびりと座ってくつろいでる人がいます。

猿沢池

この猿沢池には、悲しい伝説が伝えられています。

奈良公園 050s-

采女さんが池に身を投げたとき、衣をかけたと言われる「衣かけの柳」
柳の向かい側、池の左端に采女さんの霊を慰めるために建てられた「采女神社」があります。

猿沢の池

この小さな神社、鳥居は池に面しているのに、社殿が池に背を向けています。
采女さんの霊が、「入水した池を見るのは忍びない」 と
一夜のうちに、御殿が池に背を向けたと伝えられています。

采女神社 采女神社

采女神社には、采女さんへの哀悼歌が書かれていました。

我妹子が 寝くたれ髪を猿沢の 池の玉藻と見るぞかなしき   人麻呂
(あのいとしい乙女の乱れ髪を、猿沢の池の藻とみるのは悲しいことだ)

猿沢の 池もつらしな我妹子が 玉藻かつかば水もひまなし   帝
(猿沢の池を見るのは恨めしい。あのいとしい乙女が池に沈んで
藻の下になっているのなら、いっそ水が乾いてしまへばよかったのに)

「ワイワイ俳句会」のおかげで、改めて「猿沢の池」をじっくり見てきました。
ほんとに奈良っていいところですね。

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猿沢池 への8件のフィードバック

  1. saganhama より:

    (^^)オ・ハ・ヨ・ウ・ございます。
    「ワイワイ俳句会」の天賞おめでとう御座います( ゚Д゚ノノ☆パチパチパチ
    秋色の猿沢の池も風情も良いですね。私が行った時は3年前の8月の雨の日でしたがほぼ同じ視点で撮影した画像がありました!!季節の違いでかなりその雰囲気がは変わるもんですね。
    采女まつりの看板にも見覚えが有ると思ったら、やはり撮ってました。小さな神社のいわれは知りませんでした。一晩でそっぽを向いたは!!昔からの言い伝えには一夜のうちに・・・は各地にありますね。
    来年は采女さんが悲しまないよう、お天気が良くなるように願ってます。

    • cosmos より:

      hamaさん、いつも早々に有難うございます。

      もう3年も前になるんですか? 月日のたつのがほんとに早いですね。
      写真を撮る位置はみんな同じですね、興福寺の五重塔が松の木に隠れないところ、絵葉書もここからの撮影です。
      来年は猿沢池ごしに、中秋の名月をみたいものです。

  2. 照れまん より:

    コスモス さん こんにちはー
    これが、猿沢の池や采女神社 ですね。ありがとうございます。
    何度か奈良には行ったことがあり、猿沢の池も見ているはずなのに、ほとんど記憶にないのです。
    写真を見せて頂いて、こんなんだったんだと、今頃知りました。
    わりと大きな池ですね。衣掛けの柳 も今でもあるんですね。おかげで、ちょっとだけ奈良の歴史を知ることが出来ました。

    おそくなりましたが、「天」 おめでとうございました。
    蝶調さんが ご丁寧にお礼状を頂きましたと 喜んでおられました。蜜柑の品種は 極早生という 早生のもう一つ前の早い品種だそうです。この後 早生 から 本当の蜜柑の 温州になるようです。

    • cosmos より:

      照れまんさん、思いもかけない 天 をいただけて、
      戸惑いましたがうれしかったです。 有難うございました。
      それに山本蜜柑園さんの蜜柑はほんとにおいしかったですよ。

      観光地というのは、意外と覚えていないものです。
      特に若い頃は、今のように興味も関心もそれほどなかったのでしょうね、
      古めかしい建物や仏像を見ても全く頭に残っていません。

  3. fujim より:

    こんにちはー
    猿沢の池は、興福寺の五重塔が見えるところにあるのですねぇ。
    一度は行ってるはず・・・かな? 中学の修学旅行? 覚えてないなぁ・・・・ーー。
    興福寺の五重塔は去年でしたからね、まだ記憶にあたらしい^^。

    采女神社が猿沢池の北西にあるのであれば、神社から池越しにちょうど名月を見ることができるのでしょうね。  でもあまりにも悲しすぎる、、、と一晩のうちに後ろ向きになった・・・・ いかにもありそうな話^^信じますよ。

    わいわい句会の「天」賞 よかったですね、おめでとうございます。
    奈良のよさを写し取った写真をいつも見せてもらってますが、
    今度は一緒に風情を詠いこんだ俳句を楽しみにしています。
    奈良って本当にいいところですね。

    • cosmos より:

      fujimさん、こんばんは。
      猿沢池は、興福寺の五重塔に向かって右側の階段を下りたところにありますが、そこまで行かないで春日大社か東大寺に向かう人が多いと思います。私も、中学の修学旅行で奈良には来ましたが、大仏さんさえ はっきり覚えてませんでした。
       
      奈良公園で、班ごとに別れて「解散~」って言われたとたん、どっかのおじさんに「はい、鹿と写真とりましょう」と言われて、何もわからないまま並んだら、「は~い、000円」 ・・・少ないお小遣いからしぶしぶ出した事は忘れられません。 せっかく歴史の街に来たのに、こんなしょうもないことだけ覚えています。

      「一緒に風情を詠いこんだ俳句」・・・fujimさんや、照れまんさんや、
      pu’uwaiさんのように、スイスイと浮かんだらいいのにね。
      天をいただいたのは、まぐれ、大まぐれですからね、私には無理ですが、
      そんな風にできたらいいですね、夢ですし、あこがれです。

  4. abend より:

    こんばんは。
    「猿沢の池」 今はこんな風なんですね^^
    俳句もされるんですね~^^多趣味ですね。

    • cosmos より:

      abendeさん、こんばんは。
      猿沢の池は、姿形は変わらなくても季節によってずいぶん雰囲気が変わりますね~。
      俳句は、皆さんにつられて初めて作ったんですよ。
      こんな趣味があったらいいんですけどね。
      俳句のはの字も知らないんです。

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