高原の夏(夏山登山の思い出)

「今年の夏は格別に暑い」と、ここ数年は毎年そう思っています。
実際に、ニュースで報道される気温の高さに驚かされます。
子供時代を過ごした故郷鳥取でも、37度、38度になったとか、
昔は31度、32度位だったと思いますが、いったいどこまで上がるのでしょうか。

白樺湖 


お盆が終わり、一泊だけのバス旅行に行ってきました。
長野県の上高地は、北アルプス穂高岳や槍ヶ岳登山の起点になる所なので、
何度も足を運んだ所ですが、観光として歩くのは実に40年ぶり。
焼岳が噴火して梓川がせき止められて出来た大正池、
ここでバスを降り、上高地まで歩きました。
樹林帯が押し寄せて池がずいぶん狭くなり、40年前とは様変わりしていましたが、
池の向こうにそびえる、穂高岳連邦の美しさは そのままでした。

大正池

標高3190メートル、日本で三番目に高い奥穂高岳、
重いリュックを背負って、フウフウ言いながら登ったよな~、
空の青がとっても濃くて、群青色だった。
北穂高岳に登って、正面の前穂高岳を眺めてみたかったけど、果たせなかったな。
真夏なのに寒さに震えながら、あの稜線で見たご来光がきれいだった~!
・・・いろんな懐かしい思い出が甦ってきました。

穂高岳連邦

奥穂高岳に初めて登ったときの写真。
涸沢(からさわ)からザイテングラードのハイマツ帯をぬけたところですが、
この辺りが結構きつかったな~。
後ろを登ってくる友達、カメラを向けると笑顔に変わる。

奥穂高岳

奥穂高岳山頂から、朝日に照らされた北穂高岳を撮る。
右が北穂高岳、左は涸沢岳、奥にとがった槍ヶ岳が見える。

穂高岳 

穂高岳連峰の反対側には、標高2455メートルの活火山「焼岳」があり
時折、白い煙が昇っているのが見えます。

焼岳

梓川のほとりに腰掛けてお弁当を食べました。
川から吹いてくる、ひんやりとした風がとっても気持ちよかった。

梓川と焼岳 

上高地の中心地 河童橋は、大勢の観光客でにぎわっています。
この橋から歩いて3時間奥に入ったところに、穂高岳、槍ヶ岳への登山口があります。

河童橋 


霧が峰高原はススキの穂がゆれ、トンボがいっぱい飛んでいて、
もう秋の気配がただよっています。
奥に見えてる山並みは八ヶ岳連邦、真ん中の左よりに堂々と高いのが赤岳、
写真には写っていませんが、右端にうっすらと富士山が見えていました。

霧が峰 

八ヶ岳に登ったのは50代半ばの頃、赤茶けた岩ばっかりの厳しい山でした。

八ヶ岳

標高2899メートルの堂々とそびえる赤岳

赤岳

どこの山に登ってもすばらしいご来光をみることが出来ました。
登って良かった~、と思える瞬間です。

 雲海とご来光 

帰りに立ち寄った乗鞍高原で、ちょっとだけ高山の空気を吸ってきました。

乗鞍岳

もう一度登りたいのはやまやまなれど、やっぱりもう自信がありません。
昔の写真を見て懐かしんでいます。

広告
カテゴリー: 山歩き, 旅行 パーマリンク

高原の夏(夏山登山の思い出) への18件のフィードバック

  1. saganhama より:

    (^^ゞオ・ハ・ヨ・ウ・ございます。
    本当に暑い日が続きますね!雨降れば豪雨で被害が出るという温暖化
    特有の気候を人は乗り切る事が出来るのか心配になってますよ。

    今回は山を見上げる旅だったようですね。見上げるだけなら私でも
    行けると思うのですがこちらの方面には未だに行ったことがないです。
    早くいかないとこの素晴らしい景色を生で見れなくなりますわ(^_^;)
    テレビではよく観てるんですけどね(苦笑)
    ご来光と雲海の風景を生で見るには汗を流して登るしかないと思ってる
    のですが、登山経験皆無と言える私には実現できそうもないです。
    赤岳、八ヶ岳のフィルム写真良いですねぇ~~(^o^)

    • cosmos より:

      hamaさん、早い! 
      いつも有難うございます。
      そうなんです、今回は見上げるだけの旅でした。
      最近は、リフトやケーブルでかなり上まで行ける山があるので登りたかったのですが、登山しない人が一緒だったので、見上げるだけにしました。
      この頃は何本もフィルムを持っていってましたね~、
      山がきれいに写った写真があるのですが、ほとんど人物が写っているのでね・・
      懐かしい写真ばかりです。

  2. medaka4841 より:

    う~ん 見てるだけで気持ちが良い!2年前に黒部に行った時を思い出します。
    去年は山の朝焼けを見ることが出来て喜んだものです。
     運転してくれるBさんは私を車から降ろしません、降ろしたら「糸の切れた凧だ、いつ戻ってくるか解らなね。」といいます。こういう画像を見てると 反論出来ません。
     動けない・帰れない・・・。
    稜線が おいでおいでと言っています。
     ここまで上がって来るまでが楽しみというのか辛いというのか。
    秋が深まれば又 天滝へ行くぞ。

    • cosmos より:

      medakaさん、こんばんは。
      暑いこの時期、信州の高原は涼しくてとっても気持ちよかったですよ。
      黒部もいいですね~、大観峰から見た黒部の紅葉が忘れられません。
      色がとっても鮮やかで、赤、黄色、茶色、緑の絵の具をぽとぽとと落としたような、関西とは違う深みのある紅葉でした。
      「糸の切れた凧・・」 わかるわかる、凧になって時間を気にせずに気の向くまま歩いてみたいものです。
      ところで、私の故郷、兵庫県との県境に近いところにも 「雨滝」 があります。子供の頃、「あまだき」と言ってたように思うんだけど、今調べてみたら 「あめだき」 らしい。 
      いつかKENさんに聞いてみよう。

  3. fujim より:

    コスモスさん こんにちは
    山の景色はすばらしいですが、 それが水と組み合わさったらもっとイイデスよね!!
    癒し度がグーンと跳ね上がります。  しばらく身を置きぼんやりしていたいですね。
    私はこんな景色は 見たことがあるのかどうか・・・?
    いつどこで見たのが最後なのか・・・ 思い出せない><;;

    その上 さしはさんであるこの思い出の写真、、 
    まるで空撮したような写真ではないですか、 スンばらしいですね!!
    これは一つには、デジタルではない、フィルムのすばらしさと言うことでしょうかねぇ!?
    なんとも言えない雰囲気がありますね。 
    こんな目線を経験してるなんて、 コスモスさんの宝物ですね。

    ヘッドの写真はひょっとして興福寺の五重塔ですか?
    背景の空の模様がいいですねぇ!!

    • cosmos より:

      fujimさん、こんばんは。
      ほんとにそうですよね、水と組み合わされるとなぜか癒しの空間に変わります。森と水、花と水、建物と水・・・ そういえば今までも無意識に水と組合せた写真を撮ってきたように思います。
      写真は撮っておくべきですね、なかったら、たぶんこんな景色は記憶に残ってないと思います、登るのに必死でしたから。
      私にとって登山の思い出は、ほんとに宝物なんですよ、行きたくてももう行けませんからね~。
      ヘッドの写真は興福寺の五重塔です、真夏の太陽の下で撮りました。

  4. Pu'uwai より:

    厳しい残暑が続きますね。
    上高地いらしたのですね。
    大正池どんどん小さくなって、ずっと東電が溜まった砂や土石を浚渫して管理してくれているそうです。原発後東電の財政がひっ迫してるから、今後どうなるのかと言われてますね。昔より狭く浅くなりましたね。

    フィルム時代の山岳写真はどれを見ても素晴らしいですね。フィルムも高かったしカメラも高かった。コスモスさんは本当に活動家だったのですね。今もそうですが。私は初めての登山(立山で登山ルート無視して)で遭難もどきしてから山と縁がなくなりました。今思うと黒部の山懐で仕事をしてた父をベースにアルプス眺めていただけなんて勿体ないことしたと悔やまれます。記憶に焼きついた風景はいつの間にか薄く浅くなってます。こうして写真に残してあるとあの頃、あの時がぱっと思い出せますね。

    主人が2,3日前に薬師寺の塔を修理前に写真に収めると出かけました。あはは、ビニシートで覆われていて撮れなかっただって。お寺さんで訊いたら3月から掛かってますよと言われたとがっかりしてました。

    • cosmos より:

      pu’uwaiさん、こんばんは。
      そうなんですか、大正池は東電が管理してるんですか?
      知りませんでした。 鴨が泳いでいたり、じゃぶじゃぶと入って行けそうな位浅かったですよ。昔は立ち枯れした樹が湖に突き刺さってるように見えて、焼岳の噴火を想像させる神秘的な景色でした。
      登山ルートを無視したの~?、それは恐い! でも無事でよかったですね。
      今だったら黒部から山の景色を撮りまくってるよね、きっと。

      ご主人、え~ そうだったんですか、残念でしたね~。
      黒ずんだ、趣のある東塔はもう見られませんものね、私も最後に写真を撮りにいきましたよ。修理が終わったら、西塔のようにピカピカになるのかな~。

  5. oogiken16 より:

    コスモスさん! ご無沙汰してます。
    そうだったのですねーエ!コスモスさんはお山が好きだったのですね。そして、頂きに登らないとその素晴らしさが分からないのですよねーえ!今また、お三味線の世界にもしっかり思いを地についてお稽古をつづけておられることに大いに拍手を送ります。イヤイヤ、いつも送ってます。高校の時に大山に登った時は若かったのでしょうか?ただただ達成感だけでした。その後、回を重ねる度に、KENもふるさとの山に登って、その後はこれから生きてゆくことへの術を身につけることができたように思います。いいおばあちゃあも頑張ってるんですね?!またまた・・

    • cosmos より:

      うわ~! KENさんお久しぶりですぅ~。
      山が大好きで、毎年アルプスに出かけていました。
      私が山に魅せられるようになったのは、中学生の時、林間学校で大山に登ったのがきっかけでした。 その頃は登山道がまだ崩れてなかったから、今のように階段ばっかりじゃなかったし、頂上の木道もなかったから、大山キャラボクの間を自由に歩きまわれたし、北壁の縦走も出来ましたよね。
      秋に大山に登らないかって誘われてるんだけど、ちょっと迷ってます。

      ところでKENさん、岩美か国府町かわからないんだけど、「雨滝」ってありましたよね、ずっと「あまだき」と思ってたのですが、「あめだき」が正しいのですか?

      • oogiken16 より:

        コスモスさんへ
        とにかく毎日暑いんです。暑さに合わせることができなくバテてます。今年は、その雨滝を訪ねてませんが、読み方については、「あめだき」と昔から呼ばれてるように思います。その滝の上の林道を進むと扇のお山へ行けるのですよ!
        この近くには兵庫県側で「てんだき・天滝」もあって若い時は毎年のように訪ねてました。いずれも日本の滝百選に選ばれてます。
        お粗末、またまた・・・

      • cosmos より:

        KENさん、有難うございます。
        やっぱり 「あめだき」 ですか~、ずっと 「あまだき」 だと思っていました。
        もう30年くらい前になりますが、子供達を連れて里帰りした時に
        父が連れて行ってくれました。
        扇ノ山には雨滝を通っていくんですね。一度登ってみたいです。
        兵庫県側の「天滝」? ってことは、medakaさんが行かれてる「天滝」は近いんですね、世間は意外と狭いですね~(笑)
        朝が少し涼しくなりましたね、
        もう少しの辛抱ですよ、ご無理なさらないように・・ね。

  6. 照れまん より:

    コスモス さん こんにちはー
    お久しぶりです。
    ヘッドの写真が 古都奈良になりましたね。 爽やかな秋晴れの感じが いいです。
    山が苦手な照れまんですが、こうして山の写真を見ると、山に登りたくなる気持ちが解ります。
    雄大で美しくって 悠久の時を感じますね。
    頂上まで登った達成感と 素晴らしい眺望。得難い物なんでしょう。
    御来光も お花畑も 綺麗!!素晴らしい☆☆
    わたしなんか 頂上に登ったら さて 下りるのはどうしよう  もう体力が残ってない などと 心配になって仕舞います。
    ところで、奈良の山でキャンプしていた学校の子供たちが遭難かと 騒いでいましたが、全員無事に保護されてよかったですね。
    奈良の山だといっても、侮れないですね。

    • cosmos より:

      照れまんさん、こんばんは。
      やっぱり 奈良=お寺 ですね、こういう写真が一番落ち着きます。
      山って、ほんとはしんどくて 「登山はこれで最後にしよう」 なんて思いながら登るんですけどね、帰ってくると なぜかまた登りたくなるんですよ。
      頂上に登れたら大丈夫、照れまんさんも下りてこれますよ、
      登山は 「登りは体力、下りは技術」 といいますからね。
      私は登りより下りのほうが得意で、みんな恐々下りているのに、ピョンコピョンコと飛び跳ねながら下りてきます。「登りの時とえらい違いやわ」と笑われてます。
      中学生の子供達、無事でよかったですね。
      奈良県は、半分が大峰山系の奥深い山ばっかりなんですよ。
      あの辺りは私も何度か行きましたが、山に詳しい人と一緒じゃないと迷ってしまいます。道を間違えると登山口に下りてるつもりが、どんどん山奥に入ってしまったりして恐いところです。
      アルプスに行くと岩にペンキで→が書いてあって、それをたどっていけば安全に登れるようになっていたり、標識も立てられてるので、コースをはずれなければ心配ありませんが、低山のほうが迷う危険があります。

  7. kerocatcyan より:

    こんばんは。
    はじめまして。keroです。以前から時折、コスモスさんの記事のお話は家主(hama)から聞いておりました。
    今回の記事には、上高地や穂高連峰の事が記されていると聞き、拝見させていただきました。
    実は、もう10年以上前になりますが、奥穂高岳の山頂に立ちました。
    写真の2~7枚目は懐かしくその時の達成感や、風景を思い出させていただきました^^。
    3190M この数字は忘れられません。何しろ私の登頂記録ですから(*^^)v
    1度目は天候悪化のため2日目涸沢小屋から下山。そして、翌年リベンジトライ、涸沢岳、前穂岳か西穂岳とを経て、奥穂高岳の山頂に立てました。
    他にも2つ3000M級の山に登りましたが、記憶を紐解かないと正確さを欠くので伏せておきま~す(苦笑)
    それから、乗鞍岳にも登りましたが・・ここは何Mでしたでしょうか?
    ここ何年も、本粥的な登山は(仲間の1人が糖尿病になってしまったこともあり)してません。
    でも、ちょとした山や丘を見ると見上げるのではなく、360度の眺望に惹かれますが・・・
    そこは家主に合わせてます(笑)
    ところで、コスモスさんは富士山は登られましたか?
    私は、五合目から八、五合目位までは登ったことがあります。
    最後から2番目の写真の風景や、雲海も何度か目にしました~~。

    • cosmos より:

      keroちゃん、こんばんは。
      コメントありがとうございます。
      登山をされてたこと、hamaさんからお聞きしてました。
      北アルプスで初めて登った山が奥穂高岳でしたので、
      お天気もよかったし、とても思い出深い山です。
      西穂から前穂、奥穂まで縦走されたんですか? すごいですね。
      新穂高温泉から登られたのでしょうか。
      西穂も登ってみたかったけど、私にはレベルが高すぎるような気がして、
      独標までしか行ってないんですよ。
      でも独標までなら、これからでも登れそうですね。
      それと乗鞍岳も畳平までバスが連れて行ってくれるし、
      後はハイキング程度ですので ここもまだ登れるかな。
      頂上にたつと、登りの苦しさをぜ~んぶ忘れてしまうから不思議ですね。

      富士登山はアルプス登山のきっかけになった山です。
      五合目か六合目か忘れましたが、これから登る富士山を見上げて愕然としました。 赤茶けた、土を盛り上げただけの山が夕日に照らされてるのを見て、「日本一の富士山がこれ?」って。
      夕食を済ませてから登り始めて、夜中中、延々と登っていましたから頂上に着いたら夢遊病者みたい、フラフラでした。
      下りも、砂埃と汗で顔が真っ黒になって、もう二度と富士山には登りたくない! なんて思いましたが、今となっては懐かしい思い出です。

  8. jazzy より:

    コスモスさま
    ご無沙汰しています。
    山の写真懐かしいですね。
    僕も最近はトレーニングもしていないので、もう山登りはできません。
    行きたくてもある意味選ばれた人たちでないと安易に入山できませんからね。
    岳沢の雪渓、かなり小さいように見えますね。
    僕たちが登っていた頃はもっと雪渓が大きかったように思います。
    GWは穂高、夏は劔、秋は甲斐駒、北岳、冬は八ヶ岳と甲斐駒みたいなパターンでその合間に例の瑞牆山
    とか小川山など奥秩父の山々を7~8年登っていたように思います。
    そうそう、じつはまだ山の思い出で海外遠征をした写真載せてないんです。

    また、そのうち載せたいと思ってます。
    一つはキリマンジャロ登りました。。。がカメラ盗まれ写真は何も残ってません;悲)。
    もう一つの方はしっかりと残ってますので・・・。
    11月頃、行者還岳から弥山、八経ケ岳に友人から山行のお誘いがあって少し体力作りをしなければならないと思ってます。

    • cosmos より:

      jazzyさん、こんばんは。
      春、夏、秋、冬と一年中登山されてたんですね。
      私は、冬山はとんでもないし、春はなだれが怖いし、
      高い山は夏と秋口だけでした。
      そうそう3日ほど前にテレビで瑞牆山を見ました。
      ものすごい岩山ですね~、360度見渡せる岩の上でお昼寝されてる山小屋のご主人、と~っても気持ちよさそうでした。

      やっぱりね~! 海外の山も登られてるんだろうな~って思っていました。
      キリマンジャロの写真が残ってないなんて、悲しいですよね、
      ほんとに何てことするんでしょうね~!
      「もうひとつの方」楽しみにしてます。
      行者還岳から弥山、八経ケ岳・ですか、登るにはいい時期ですね。
      行者還岳の鉄ばしご、懐かしいです。

コメントを残す

以下に詳細を記入するか、アイコンをクリックしてログインしてください。

WordPress.com ロゴ

WordPress.com アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

Twitter 画像

Twitter アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

Facebook の写真

Facebook アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

Google+ フォト

Google+ アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

%s と連携中