法華寺・ひな会式

奈良市法華寺町にある法華寺では、毎年4月1日から一週間
善財童子をお祀りして 「雛会式」 の法要が行われていますが、
近くに居ながら、一度も見たことがありませんでした。
桜も満開になり、春の日差しがいっぱいの日、今年こそは、と出かけていきました。

法華寺1

法華寺は、聖武天皇の日本総国分寺である東大寺に対して、
光明皇后が日本総国分尼寺として父、藤原不比等の屋敷あとに建てられた寺です。
昨年は光明皇后の1250年大遠忌法要が行われたそうです。

法華寺2 法華寺3

当時は七堂伽藍を備えた天平の大伽藍だったそうですが、時勢とともに衰えていき、
今の本堂は、豊臣秀頼と淀君によって再建されたものです。
うっかり本堂の写真を撮り忘れてしまいましたので、パンフレットからいただきました。

本堂

法華寺4 

護摩堂の横にいっぱい花をつけていた木、これも枝垂桜(?)かな。
桜にしては大きな花でしたが。

法華寺5

こちらはピンクの枝垂桜、ちょうど満開でした。

しだれ桜

境内のお堂は、たくさんの花に囲まれて一番華やかな時を迎えていました。

鐘楼 護摩堂

法華寺八重桜

本堂に入ると、まず目に入ったのが、祭壇に飾られた50体の善財童子。
25センチほどの、いろんな姿をした像の一つ一つの祈りの表情に感動しました。
前に座ってゆっくりながめていると、不思議ですね、
いつの間にか両手を合わせていました。  撮影禁止なので、絵葉書です。

善財童子 

説明書きによると、
 法華寺ひな会式は、いろいろな姿をした可憐な童子像をお祀りして行われる法要ですが、
 その昔には、多くの宮中の女官たちもこの美しい行事に参列されたといいます。
 童子は高さ8寸ばかりの小さい像ですから、これを「雛」と呼んでいたもので、
 後世の雛人形の起源ともいわれています。

善財童子像

奥中央にある厨子には、国宝 「木造十一面観音立像」 が祀られています。
光明皇后がモデルといわれていて、観音様の赤い唇が印象的でした。

光明皇后は、当時流行った難病(らい病)に苦しむ人々を、
「から風呂」と呼ばれている、薬草を焚いた蒸し風呂に入れて、
千人の垢を流したといわれています。

光明皇后 から風呂

境内の東側にある1000坪の「華楽園」には、100本の椿をはじめ、
四季折々の花が咲いています。
一本の木に赤い花、白い花、ピンクと白、ピンクと白と赤、と
とってもきれいな 「源平桃」
源平桃

                                                            椿・いろいろ
椿2 椿5 椿3

椿4 宝珠 椿
椿1 月光仮面 長楽

地面に落ちたピンクの侘び助
ピンクの侘び助

枝いっぱいに花をつけた「庭梅」
庭梅

 法華寺6

尼さんたちの柔らかくてやさしい読経の声が耳に残り、
善財童子の表情に感動し、柔らかい春の日差しに包まれた
たくさんの花をみてまわり、至福の時を過ごすことができました。        

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法華寺・ひな会式 への12件のフィードバック

  1. 照れまん より:

    コスモスさん こんにちはー
    やっぱり奈良は歴史の街ですねー。
    花を見ても、何となく 格式を感じてしまいます。
    コスモスさんが こんなに沢山の花を載せたのは 初めてじゃないですか?
    枝垂桜、それから椿もいろんな種類が 咲き乱れていますね。
    私の近所に 桃のように見えるのに、枝によって紅白のある小さな木があるのですが、もしかしたら、源平桃の系統なのかなあと、見せてもらいました。
    そして、お待ちかねの「庭梅」、 でか~い!! 物凄く大きな木ですね。高さ2メートルははるかに越えてますよね。
    それから、辛夷のような シデコブシのような 赤い花の木。どれも、みんな素晴しい!

    童子の雛の大きさが 8寸 と言うのが嬉しい。25センチと親切に両方書いてありますね。
    学校で習った、光明皇后 、病人を治したとか、それから、国分尼寺を建てた とかいう総本山がこちらなのですね。初めて見させていただきました。ありがとう・・・・☆☆

    • yamatojicosmos より:

      照れまんさん、こんばんは。
      法華寺は、それほど大きなお寺ではありませんが、
      御所のお庭を客殿といっしょに移築したといわれる庭園もあったりして、
      とても格式の高いお寺で、観光バスのコースにも入ってるんですよ。

      お花は、名前を書いた木札がかけてあるものしか名前がわかりません。
      ブログに載せるのなら、やっぱり名前を調べるくらいはしなくちゃな~と
      ちょっと反省です。

      ところで、この記事を投稿するのにものすごく苦労したんですよ。
      Writerで作成して、プレビューで見て、これでOKと投稿したら、
      写真の横に下の文字が3文字づつ縦にならんでる、あわててゴミ箱に入れてやり直し、これを何回くり返したことでしょうか。
      もう一度最初から画像の挿入をやりなおして、やっと落ち着きましたが、
      椿の花の一段目と二段目の間があいてるでしょう?
      Writerでは、きっちり詰まってるんですよ。
      もう直す気力がなくなって、そのままにしてしまいました。
      こんな風になる原因を私が作ってしまっているのでしょうが、
      プレビューで見たのと違うとは、これいかに ですよね。
      いつになったら、自在に扱えるようになるのか、情けないです。

  2. fujim より:

    コスモスさん こんにちはー
    童子像のしぐさがなんとも可愛いですねぇ。 雛人形の起源かもしれないのですね。
    お雛様は可愛いけれどもどちらかと言うと大人のかんじですよね?
    こちらの童子は本当の^^子供で、それぞれみんな違うのでしょうね。
    一つ一つ見ていきたくなります。

    「源平桃」ってすごいですね、迫力あります。 色とりどりのツバキも侘び助落ちたもきれい。 花も景色もどれを見てもいいので感心します。
    庭梅の下の花は、照れまんさんのところにもあると言う、キクモモに似ていませんか?  花つきが今ひとつな感があるので違うかもしれませんね。

    • yamatojicosmos より:

      fujimさん、お返事が遅くなってすみません。
      ずっとお稽古してきた「民謡コンクール」の予選が昨日、やっと終わりました。  やれやれ、フゥ~~!

      童子像は、表情がみんな違っていて、一つ一つ見逃さないように、
      全部じっくり見てきました。
      源平桃はほんとにきれいで、通る人がみんなカメラを向けていました。
      最後の花、キクモモですか、まだ蕾が多かったのですが、菊の花にそっくりでした。

  3. saganhama より:

    こんばんは(^^)
    奈良を訪ねたおり、近くに宿泊しながら法華寺は行ってないのですが、落ち着いた雰囲気のお寺ですね。尼寺の総本山と言う事に成るのでしょうか?
    善財童子は何方も良い表情してますね。孫達の顔が浮かんできますよ。

    源平桃の花って不思議な花だなと見る度に思います。1本の木なのに何故複数の色の花が咲くのでしょうね。近所でも結構見るのですが
    (~–)/(^^;) なんでやねん!と突っ込みたくなりますよ(笑)
    源平桜と言うのもあるそうです。ブログ友の記事に写真がアップされてました。

    椿100本もあるんですか!見応え有りそう・・・月光仮面って白い花のイメージが浮かぶのですが優しいピンク色なんですね!
    今回のお花の写真、太陽の光がいっぱいで、とても暖かくて見ていて思わず(^^♪ですよ。

    Writerのプレビューと実際に投稿した時の記事と違うことは良く有りますよ。なので投稿した記事を見ながらレイアウトを修正
    してます。写真を弄らなければ(サイズや枠線)ダブリ保存はされないので投稿した記事を読み込んでレイアウトのみ修正は可能です。
    それから今回の記事を見ていて気付いたのですが、写真のサイズが微妙に違ってますね。サイズ変更をマウスのドラッグでやると僅かな
    差が生じるので、縦横いずれかのサイズを数字で指定すれば全く同じサイズに成りますよ。椿の写真の様に並べる場合見栄えが良くなり
    ます。細かい指摘でm(_ _”m)ペコリです。

    • yamatojicosmos より:

      hamaさん、こんばんは。
      そうですよね、hamaさんが宿泊された所からすぐ近くですが、
      限られた日数ではなかなか、全部まわれませんよね。
      今のhamaさんには、子供に関するものはぜ~んぶお孫さんにつながってしまうみたいね、わかる! わかる! かわいいもんね。

      源平桜っていうのもあるんですか?
      やっぱりいろんな色の花が咲くんでしょうか。
      「なんでやねん!」アハハ、ほんとにそうですよね。
      椿が100本って聞いて、ほんとに100本もあるのかな~って思ったけど、50センチほどの小さい木もありましたからね。あるのかな。

      投稿した記事を見ながらレイアウトを修正?
      Writerに取り込んで修正してから再び投稿しても
      ダブリ保存されませんか?
      写真のサイズはマウスのドラッグでしています。
      数字で指定すれば、記事全体のバランスがよくなるってことですね。
      次からやってみます。 有難うございます。

  4. そのちゃん より:

    法華寺での一日、愛らしい雛と優しい色合いの花に囲まれて
    素敵ですね。
    源平桃って不思議。
    ティッシュで作った花のようにも見えたりします♪

    優しいピンク色はやっぱり春の色ですね。

    • yamatojicosmos より:

      そのちゃん、こんばんは。
      そうそう、全くその通りですよね、ティッシュで作った花みたい!
      ふわふわで、とってもきれいです。
      やさしいピンク色、好きなんですよ。
      桜のピンク、コスモスのピンク・・ね。

  5. medaka4841 より:

    素敵な源平桃ですね。
     世の中 騒然としていますがこうして自然に手を合わせる空間が残ってるのは有難い事です。
     枝垂れ桜の傍の桃は菊咲き桃ですね。以前の職場にも咲いてたっけ。
    善財童子の集合体って 五百羅漢にも似てませんか。我が子の面影が見つかる童子様もあるだろうな。昔は 我が娘も可愛かったんだけどなぁ・・・。

    • yamatojicosmos より:

      medakaさん、こんばんは。
      そうなんですよね、こんな空間に身をおくことに安らぎを感じるようになりました。
      年のせいかな~。
      「菊咲き桃」、fujimさんが言われる「キクモモ」とおんなじかな~、
      枯れ木に花みたいな感じでしたが。
      五百羅漢もいろんな表情のお地蔵さまですよね。

  6. 照れまん より:

    コスモスさん こんにちはー
    私は Writerで書くのはどうもテコに合わないので 断念していたのですよ。
    ところが、コスモスさんが Writerで頑張っておられるようなので、もう一度やってみようかと短い記事を書いて、投稿してみました。
    Writerから直接投稿は初めてです。今までは 一旦WPに下書き保存に入れて書き直していました。
    しかし、Writerは記事を書くのにどうもうまいこといきません。自分の思うように文章が嵌まらないのですが、今回はもう一度テストのつもりでやってみました。
    私は 投稿の後に 何度も文章を手直しするので、どうもチョクにWPに書いた方がやりやすいような気がしていましたが、まだどうもしっくりいってません。
    どちらにしても、もう少し慣れるまで時間がかかりそうです。

    • yamatojicosmos より:

      照れまんさん、こんばんは。
      コメいただいていきながら、お返事がものすご~く遅れてしまいました。
      ほんとにすみません。 
      やっと、やっと落ち着いてPCに向かえるようになりました。

      私はWriterで頑張ってるというよりWriterしかできないんですよ。
      WPになって、何となく使い勝手が違って、やりにくいですが、
      まあ、そのうちに慣れるだろうと思っています。
      ああでもない、こうでもないと時間がかかるのが一番困りものです。

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