元興寺の護摩会

一月は「いぬる」、 二月は「にげる」 三月は「去る」 と昔から言いますが、
年が明けたばかりと思っていたのに、、いつの間にか二月に入ってしまいました。
 え! 「いぬる」って・・?
故郷の方言で 「帰る」 という意味ですが、故郷を離れて40数年もたつというのに、
方言は私の中にしっかりと根付いています。

★~★~ ・・・ ★~★~

厳しい寒さが一段落し、春を思わすようなポカポカ陽気に誘われて、
久しぶりに奈良公園を歩きました。
先月行われた「山焼き」で、若草山が真っ黒にこげています。

奈良公園1 

鹿たちがのんびり日向ぼこをしてる姿が目につきました。
(左) 暖かい陽射しで喉がかわいたのでしょうね。
(右) めずらしい光景に出会いました、芝生が枯れて緑の草がないからでしょうか、
二本足で立ち上がって松の葉を食べています。

奈良公園2  奈良公園3

奈良公園の中なら、いつでも、どこでも見られる光景。

奈良公園4

国立博物館前の池には、風がないのでまわりの建物や樹木、
そして澄んだ青空が、鏡に映し出されたようにきれいに写っています。

国立博物館

ずいぶん前から、興福寺の中金堂再建工事がなされていましたが、
いよいよ鉄骨が組まれて、本格的に建物の工事が始まりました。

興福寺1  興福寺2

うわ~!  恐~い!
上を見上げると10人ほどの人が、鉄骨の上をヒョイヒョイと歩きながら作業をされています。
写真を見て、命綱がついていたのでホッと一安心。

興福寺3

★~★~ ・・・ ★~★~

奈良公園を一回りしてから、
奈良町にある世界遺産に指定されてる、元興寺に向かいました。

元興寺1 

元興寺は、6世紀後半に蘇我馬子が飛鳥に建立した
日本最古の仏教寺院 「法興寺」(現在の飛鳥寺)が、平城遷都に伴って
移転されたもので、当時は 奈良町全体が境内だったほどの大伽藍だったそうです。

元興寺2 

本堂で不動明王を供養した後、ほら貝を鳴らしながらの山伏の行列や
剣術が奉納され、山伏によって破魔矢が天に向かって放たれて、
杉の葉で覆われた護摩壇木に火がつけられました。

元興寺4   元興寺3 

杉の葉がいぶされて、ものすごい煙が噴出します。

元興寺6 

元興寺7 

杉の葉が焼け落ちる頃、願いごとが書かれた護摩木が投入され、
勢いよく炎があがります。

元興寺8 

すべての護摩木が焼き尽くすと、壇木がくずされ
「火渡りの行」がおこなわれました。
塩を踏んで足を清めた後、
煙でくすぶる壇木の上を歩きます。

元興寺9 

元興寺10  元興寺11

この後「豆まき」がありましたが、あまりにたくさんの人出に、
あきらめて元興寺を後にしました。

元興寺12

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元興寺の護摩会 への16件のフィードバック

  1. saganhama より:

    こんばんは(^^)
    奈良公園の鹿さん達、冬でも元気そうですね。
    若草山も今は真っ黒ですか。緑の風景が頭に残ってるので
    真っ黒と言うのは想像がつきません。

    今年ももう二月逃げる月に成っちゃいました。keroちゃんの
    お仕事も今月で定年になります。
    暫くは双子の子育て支援をすると言ってます。我が家もいよいよ
    年金暮らしに突入です。私は来年からですけど。

    興福寺の金堂復元工事の鉄骨は中金堂を覆う為のものですよね?
    それとも中金堂は鉄骨作りでしょうか?
    とび職・・・真似できません(笑)スカイツリーでも大活躍だそうです。

    元興寺の火渡りですが一般の方が素足歩いてますが、熱くないのかな?
    節分には各地で其々に伝わる行事が開かれるんですね。豆撒きだけじゃ
    無いんだとあらためて納得してます。

    • yamatojicosmos より:

      節分の日はとっても穏やかな春のような陽射しでしたから、鹿ものんびり日向ぼっこしてました。
      いよいよお二人の、第二の人生の始まりですね。
      時間を気にしないで、やりたいことが出来るのがいいですよね。

      中金堂は、まさか鉄骨作りじゃないと思いますよ、覆いでしょうね。
      平成30年落慶予定だそうです。ウーゥ、大台にのるゥ~
      火渡りは熱くないそうです、火渡りするのは、なぜか女性が多かったですね。

  2. そのちゃん より:

    こんばんは。
    興福寺の再建工事が始まっているんですね。
    ほんと、とび職の男性は命がけだと思います。

    杉の葉をいぶす様子はどんと焼きに似ていますね。

    私の近所の神社やお寺はひっそりしてこれといった行事も
    ないのですが、初午には餅ほりがあります。
    厄年の男性が神社の屋根から餅をほって、厄をたくさんの人に
    拾ってもらうのだそうです。

    今年は8日。
    たくさん拾いたいな。

    • yamatojicosmos より:

      明日が毎年恒例の餅ほりですか?
      たくさん拾えるといいですね。
      私は、興福寺の豆まきでもみくちゃにされて恐い思いをしたので、
      元興寺の豆まきはあきらめて帰りました。

  3. abend より:

    さすが奈良って感じの行事ですね。
    ご利益ありそうな行事です。^^

  4. medaka4841 より:

    ほんに1月はいぬとはよくぞ言うたものです。豆まき毎年 凄い人出ですね。
     こちらは追儺で松明を投げます。飾りの5円玉のお花も拾えたらすっごくラッキー!でも 行く暇がない~。仕事の日で終わったころには行事も終わってオッチャン達が酒酌み交わしてます。遠くのお寺では今日だったんですが、家でしたいことがあって出られず。もうずいぶん 行ってません。
     そうそう 修二会にバスツアーで出かけます。
    3月9日の平日です。会えたらいいな。
     たまには休み取らないと 頭 沸いてきそうだもん。エヘヘ

    • yamatojicosmos より:

      お仕事をされてると、思うように見に行くことは難しいですね。
      私も、あちこちのお寺を見て歩けるようになったのは退職してからです。
      修二会に来られるんですか?
      そうですよね、息抜きがあるからまた頑張れるのよね。
      奈良は寒いですからね、暖かくして来てくださいね。

  5. fujim より:

    こんにちはー
    節分にはどちらでもなんらかの行事があるようですが、その行事の初め 山伏の行列や剣術が奉納されたときから、火が点けられて護摩木が焼き尽くされて「火渡りの行」まで、ずっと参加されていたのですね、素晴らしい!

    私なんか、とりあえずお参りすればいいと思ってるので、毎年、適当に行って、すでに境内でどんど焼きがされてるので、持って行った古いお札を投げ入れてお参りして終わりです。

    さすがに世界遺産に指定されてるお寺と、地方の八幡宮では行事の内容も違いますよね^^。
    「火渡りの行」に参加される方は、普通一般の方なんでしょうね、すごいですね。

    • yamatojicosmos より:

      こういう行事をあまり見たことがなかったし、ポカポカ陽気だったのでずっと見てました。長い時間歩くのは平気だけど、長い時間立ちっぱなしは疲れますね、後で足がだるかったです。
      「火渡りの行」は一般の方ばかりですが、みなさんしっかりした足取りで歩かれてましたよ。

  6. Pu'uwai より:

    コスモスさん いつも三味線のアドバイス有難う御座います。
    心を入れ替えて、楽譜と首ったけで練習してます。口三味線は覚える側から忘れる。
    ハジキとスクイの言い方が同じだったなんて、目から鱗通り越して、今まで如何に適当にやっていたのか呆れてしまいます。
    去年は「探り音」を克服できたから、今年は楽譜をきっっちりに、楽譜を先に覚えてから練習が良いのでしょうね。前は楽譜を先に配ったのですが、生徒が楽譜ばかり見るからと師匠が怒っちゃて、始めに師匠が教えて楽譜を渡しません。「ほぼいいでしょう」と師匠が言ってから楽譜が配られます。と言っても師匠は優しい人です。

    鹿も喉が渇いたり生の草が食べたいのですね。保護されていても苦労はありますね。
    節分には様々の行事があって、お寺なのに山伏って山岳信仰や神道と融合してるのが
    おおらかでほっとします。火渡りはしっかり足の裏に塩をつけて渡ると熱いけど火傷はしません。意外簡単に渡れるのにびっくりしました。

    • yamatojicosmos より:

      三味線の弾き方も、覚え方も人それぞれなので、「そんなやり方してるんだ~」なんて調子で聞き流してくださいね。
      口三味線はなかなか覚えられませんね~、Pu’uwaiさんのように唄いながら弾けるのならその方がずっといいと思いますよ。「最終的には唄いながら弾けるように」と先生には言われますが、それがなかなかできません。
      ある程度弾けるようになってから楽譜をもらうのは正解だと思います。
      進み方は遅くても、一つ一つの音や弾き方がしっかり覚えられるし、音を聞き取る力もついてくるので、楽譜に頼るより早く上達します。

      「探り音」が克服できたなんてすごいです。
      うちの教室で、10年以上たつのにまだ「探り音」で悩んでる人がいますよ。一度ついた癖って治りにくいんですね。
      今日はデイサービスの人達のまえで三味線を弾いてきました。
      いつもは「曲弾き」や「じょんから節」を弾くことが多いのですが、「北海鱈釣り節」を弾いたら、前に座っていたおばあちゃんが一緒に唄ってくださったので驚きました。スタッフの方に聞くと、以前は民謡の先生だった方で、痴呆症なんだけど、民謡だけは覚えていてよく唄われるのだそうです。帰りに「有難う、叉来てね」と両手をにぎってくださいました。うれしかったです。

      え! 「火渡り」されたことがあるんですか~、すごい!
      やけどをしない程度の温度にしてあるのでしょうか。

  7. 照れまん より:

    yamatojicosmos さん こんにちはー
    古の奈良の行事を見させて貰っています。

    ところで、そちらは 雪模様になっていませんか?
    明日の朝あたりは 奈良の雪景色になるんじゃあないでしょうか。
    こちらはちょっと雨が降っただけで まだ雪にはなっていません。

    • yamatojicosmos より:

      照れまんさん、こんばんは。
      今朝起きたら一面の銀世界でしたよ~、11センチ積もりました。
      雪景色を撮りたいとこの日を待ち構えていたのに、友達との約束があったし、夕方からお稽古の日だったので、重い津軽三味線を肩にかついで雪道を歩きました。 残念ながら写真は撮りにいけませんでした。
      でもね、以前の寒波のときとは寒さが全然ちがいますね、雪が降った方が暖かいです。

  8. oogiken16 より:

    コスモスさん どうもどうも遅くなりました

    この冬は奈良も寒かったのでしょうね?鹿たちが松の葉を食べるんですか?

    奈良は、古いお寺や神社等が沢山あるばかりでなく、今に伝わる人々の営みが今に受け継がれていることに何時も立ち止まり考えさせられます。何度尋ねても飽きることはません。昨年に元興寺を訪ねた時のことを思い出してます。

    • yamatojicosmos より:

      kenさん、こんばんは。
      お返事、遅くなってすみません。
      今年は珍しく雪が積もりました。
      10センチほどで、すぐ溶けてしまいましたが・・
      元興寺に来られたのは、暑い時期でしたよね、懐かしいでしょう?
      普段は静かなお寺なんですけどね、行事があるとたくさんの人が集まってきます。

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