早春・若草山山焼き

毎年、一番寒いこの時期に行われることもあって、山焼きを見るために若草山まで出かけたことがなく、

家の近くの高台に上って 「燃えてる!、燃えてる!」 と見るのが関の山でした。

朝から青空が広がってるし、思い切って午後から出かけることにしましたが、

今日は何だかとっても寒い!

腰にカイロを貼り、ダルマさんのように着込み、毛糸の帽子にマフラー、スパッツまでつけて、いざ出陣。

若草山の山焼きは、江戸時代に東大寺と興福寺の若草山での境界争いを仲裁するため、

奈良奉行が山を焼いた、という説があります。

ここを訪れる観光客は多く、山の自然を守るために3月まで入山規制がおこなわれています。

若草山は、三重層になっていて、見えてるところは一番下の一重目、後に二つの山が連なっています。

時間が早かったので、飛び火野で行われてる「とんど祭」へ

 

太鼓の音と読経が響くなか、おごそかにお祭りが進められています。

持ってきた 「しめなわ」 を宮司さんに預けました。

寒いはず、今年初めての雪がちらついてきました。

そんな寒い中、若草山では「鹿せんべい とばし大会」が開かれていました。

飛んでくるせんべいを、鹿が追っかけて食べていましたが、

コースをはずれて飛んできたせんべいは、待機していたカラスが、すかさず横取りしていく姿がとってもこっけいでした。

  

特設ステージでは、ライブがはじまり、屋台も軒をならべています。

     

そんな中、端っこの方では、着々と山焼きの準備が始まっています。

消防団の分団ごとに、松明、竹箒が並べられていきます。

  

  背中に背負っているオレンジ色の袋のなかには、消火用の水が入っているのだそうです。

普段は消火活動をされてる消防団員の方にとっては、

年に一度だけ、火をつけることが許された日です。

生駒山系に日が沈むころ、若草山のすぐ脇にある野上神社で祭典の準備が始まります。

    

そして、聖火行列が野上神社に入ってきました。

小さな祠だけの野上神社で、山焼きの祭典が始まりました。

まわりはすごい人、何とかもぐり込んで、精一杯背伸びし、両手を高~くあげてシャッターをきりました。

祭典が終わり、いよいよ点火に向けて出発です。

大音響とともに 花火が打ち上げられ、しばし寒さを忘れて真っ暗な夜空に咲く花火の数々に見とれていました。

  

点火されてから下火になるまでの数分間、背伸びしたり、人と人の間にカメラをつっこんだり、

何十枚もシャッターをきりましたが、思うような写真が撮れませんでした。(言い訳ですぅ~)

いよいよ点火され

一気に燃え上がっていきます。

 

近くで見ると迫力があります。

と同時に、この山焼に携わってる たくさんの人達のご苦労をかいま見ることができました。

春になって、この焼け跡から新しい芽が出るころ、孫と一緒にまたこの若草山に登ろうと思います。

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早春・若草山山焼き への22件のフィードバック

  1. abend より:

    こんにちは。山焼をみたいと思ってますが、こんな寒い時期なんですね~^^ちょっと無理だわ。娘が雪が降ってると言ってましたが、寒いんでしょうね。行列に参加した人寒かったでしょうね。装束の上にコートを着る訳じゃないから・・・こちらとは寒さの具合がちと違うと思います。

  2. jazzy より:

    こんにちは、山焼き見に行かれたんですね!今日の新聞で僕も拝見しました炎の中に浮かび上がる寺院の美しさ!焼けた灰の中から新しい芽吹きが生まれる、素敵な行事ですね↓の記事も拝見させていただきました本当に奈良は古代の宝箱ですね

  3. ぶんちゃん より:

    山焼き豪快ですね。迫力満点で、見ごたえあったことでしょうね。

  4. 愛月 より:

    コスモスさん、寒い中頑張りましたね。  >もぐり込んで、精一杯背伸びし、両手を高~くあげてシャッターをきりました。お元気なコスモスさん♪健在ですね。さっきね。。。梨を頬張る幼いコスモスさんを想像しながら、私はコタツの天板に山をつくるほどミカンを食べました。山焼き、すごい規模ですね。実際には、もっと迫力あるんでしょうね。

  5. saganhama より:

    こんばんは(^ー^)ノ山焼きの豪快な様子が良く撮れてますよ。弁慶さんが大勢!出てきたりで、やはり歴史の有る町は違うなぁ~!!若草山もこれで春よ何時でもヽ(^o^)丿イラッシャイになりましたね。山焼きと言えば阿蘇、霧島地方。それと今はお休み中の、あの方の秋吉台でも行われているようですが、今頃なんですかね?

  6. コスモス より:

    abendeさん、いつもありがとうございます。そうなんです、毎年一番寒い今頃が山焼きなんですよ。2月には「お水取り」がありますから、ぜひ見にきてくださいね。こちらも「火の祭典」で見ごたえがありますよ。

  7. コスモス より:

    jazzyさん、こんばんは~!行って来ましたよ~、新聞で見ると、16万人来てたそうですね、どうりで、奈良公園が人で埋め尽くされていました。春になって、新しい芽がでてくるのが楽しみです。この日はとっても寒い日で、雪がちらついたりしましたが それも一時的で、お天気はよかったのでよく燃えたようです。

  8. コスモス より:

    ぶんちゃん、こんばんは!いつも有難うございます。すぐ近くで見ましたので、とっても迫力がありましたよ。しかし、遠くからだと二重目、三重目の山も見えるので、広い範囲が燃えてるのが見えます。同じコメントが二つ入ってましたので、一つ削除させていただきましたよ。

  9. コスモス より:

    まるちゃん、こんばんは~!アハハ、ついつい張り切ってしまいましたぁ~。梨ですか~、まるちゃん、よく覚えてるよね、私 忘れかけてた。まるちゃんだけが知ってる、あんちゃんですよね。

  10. コスモス より:

    hama²さん、こんばんは!いつも有難うございます。寒さはまだまだこれからですけどね、とりあえずは春を待つ気持ちになりました。fuさんのとこも、毎年ニュースになりますよね、あちらは広いからもっと豪快でしょうね。

  11. 猫と薔薇と私と より:

    こうやって 山焼するんだったんですね 知らなかった。 むか~し JRが国鉄と言ってた頃の 山焼のポスターを 思い出しました。職場の同僚の作品だったそうで パネル頂いたっけ。 狩衣と法師姿 地元の方ですか? 法師様は お寺の方?オレンジの水袋 素敵です 責任をしっかり背中に しょってるんですね。ここは 柿の葉寿司食べた思い出があります。 食べる思いでか 走りまわったか ホジホジか・・・。 情緒のない 若かりし頃でした アハハ(^。^ ; )セント君もいたのかな。

  12. コスモス より:

    猫と薔薇と私と・さん、おっはよう~!そうよ~、私も知らんかったわ、山が燃えてるとこしか見てへんもんね~。新聞や雑誌でよく見る、炎と花火の中に五重塔が黒く浮かびあがった写真、いっつも感心してみるけど、あんな風にはとても撮れないよね。柿の葉寿司、私も大好き、サバもシャケもおいしいよね~。食べたり、走ったり、ホジホジしたり、ネコバラさんらしく、健康的で大好きよ。

  13. KEN16 より:

    ご無沙汰しておりますこんな寒い季節に”神聖な火祭り”?!?なんて・・・と思っていましたが?若草山の山焼きは江戸時代の寺社の境界裁定の伝統行事でしたか?春日大社の”とんど祭”も興味ありますが、山焼きの火祭りでは神官と僧侶?一緒に火入れで走りまわるのですかね~ェえ?!カイロを貼って寒さ対策をやり、お孫さんとの絆を大切に頑張ってるコスモスさんから元気をいただきました!山焼きの祭典のクライマックスは、火入れ直後でしょうか?火と煙が暗闇を推し量るように広がってゆく”時”の素晴らしいフォトを拝見して何時か立ち会いたい思いです。くれぐれもお風邪と仲良くされませんように・・・またまた・・・

  14. コスモス より:

    KENさん、こんばんは!私もあまり詳しくはないのですが、聖火は春日大社から出てますし、東大寺のちょうちんを持った方が聖火行列の中におられたので、神官と僧侶が一緒に聖火を運ばれるようですね。野上神社で祭典が終わった後は、白装束の神官たちが、若草山の入り口に作られた大松明に火をつけます。そして合図と共に山にちらばっている消防団の方たちが、一斉に火をつけるというわけです。今までは、山が燃えてる様子しか知りませんでしたので、いろんな儀式や山焼きに携わってる人たちが見られてとても興味深かったです。でも人が多くて、寒かったです。来年は離れたところから見ようかな~と思ってます。

  15. がじゅまる より:

    へーー 山焼するんですね こちらには山と呼べるほどの高さの山はありませんあったとしてもジャングルみたいになってるのでこんなきれいな山はいいですね厳かで神々しい感じがしました

  16. コスモス より:

    がじゅまるさん、そうなんですよ、毎年早春に行われるま行事です。そっか~、そちらには山がないんですね~、ジャングルみたいな山には入れないんですね。

  17. そのちゃん より:

    迫力満点の光景ですね!コスモスさんのおかげで、ダルマさんのように着込むこともなく山焼を拝見できてラッキー☆ですよ。冬の花火って趣きがあっていいですね。炎が上ってゆく光景は感慨深いものがあります。新芽の季節を迎えた若草山も楽しみですね♪

  18. コスモス より:

    そのちゃん、とっても寒い日だったのに、着こんだおかげで大丈夫でしたよ。始まるまでは、消防団の方たちがドラムカンで焚き火されてたので、一緒にあたらしてもらいました。山焼きを見ると、よけいに春の芽吹きが待ち遠しくなりますね。入山規制が解禁になったら、すぐにでも登りたいとおもってます。

  19. fujim より:

    竜王山なら山口県にもあるぞと思って、2、3日前に来てみたら山焼きに^^! こんばんはー、 ずいぶん久しぶりです。 山焼きを傍で見るとパチパチはぜる音がすごいですよね。 春が来るぞーという感じがします。 去年3月、 秋吉台に見に行ったのを思い出します。 卑弥呼の墓も山口県にあるんですよ~! ホントですよ、チャンとこの目で見ましたモン^^。

  20. Pu'uwai より:

    こんばんはすご~~~~いド迫力!  もう、凄いとしか言いようがない。fuさんの秋吉台の山焼きも凄かったねぇ==) 煙が目に沁みて、つぐみは真っ黒けに煤けて目白だなんて言うし、、、ホオジロって言ったっけ。この竹は何だろう? 松明って書いてあるけど松脂じゃなし、竹明?と下の方にいくとこの竹に松明を差し込んで点火するのですね。 ううーーん、 凄い! 広い!さすが、奈良ですね。 山伏に神主さん せんと君にまんと君(どっちだったかな)コスモスさん、こんないい写真を見せてくださってありがとう。初めて見ました。

  21. コスモス より:

    fujimさん、秋吉台は広いから見ごたえがあるでしょうね~、若草山の比じゃないと思いますよ。3月だと暖かくなってるからいいですね、こっちは寒くって!邪馬台国が大和にあったとか、九州にあったとか、いろんな説があってまだはっきりと分かってませんから、卑弥呼の墓と言われてるところが、山口県にあってもおかしくないでしょうね~。徳島県にもあるって聞いたことがありますよ。

  22. コスモス より:

    Pu\’uwaiさん、伝統行事っていいですね、でも見物客が多くて、私みたいにカメラを持った人がいっぱいで、撮るのが大変です。そうですよ、竹に松明を何本も差し込んで火をつけます。セント君に、マント君に、ナーム君、街のなかにはあちこちに看板がたってます。

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