お水取り

奈良に移り住んで30年になりますが、二月堂のお松明はいつもテレビのニュースでみるだけ
 
一度は足を運んで実際に見てみたいと思っていました。
 
 
二月堂修二会の「お松明」は3月1日から14日まで毎日行われています。
 
修二会とは、僧侶が世の中の罪を一身に背負い、一般の人々に代わって「ざんげの行」を勤め、国家の安泰を祈る祈願法要なのだそうです
 
「旧暦の二月に修する法会」ということで「修二会」といわれています。
 
 
修二会が始まる数日前、二月堂には「お松明」に使われる大きな竹が奉納され、出番を待っています。
 
   
 
 

たくさんの人出が予想される二月堂のまわりには、竹であんだ柵がつくられていました。
 
 
 
 
 
 
閼伽井屋(あかいや)というこの建物の屋内には井戸があり、3月12日の深夜に観音様にお供えする
 
「お香水」を汲み上げる「お水取り」の儀式が行われるところです。
 
 
 
「お松明」は3月1日から14日まで毎日行われていますが、
 
12日は特別に大きな篭を取り付けた「大松明」がお堂を走り、たくさんの火の粉がふりそそいできます。
 
見ごたえがあるので毎年たくさんの人出があり、入場制限や入れ替えがあったりしてごったがえします。
 
なので私は大松明の日と土日を避けて10日に行ってきました。
 
それでも開始まで一時間半もあるというのに、もう人で埋め尽くされています。
 
私は早く来たのでかなり近い所で待つことができましたが、もう後戻りできないくらの人です。
 
 
 
 
 
7時、おごそかな鐘の音が響くと、まわりの照明が消され、大きな火の玉が階段を上がってくるのが見えました。
 
床を打ち鳴らすような「ドドドドドッ」という音とともに真っ赤な火の玉がお堂を走り、
 
お堂からせり出した、燃え盛る篭が振られるたびに真っ赤な火の粉が夜空を舞い、ウォーという人々の歓声があがります。
 
この日は10本の松明が掲げられました。
 
 
 
修二会は今年で1257回目、一度も休むことなく続けられているのだとか、
 
混雑した人ごみの中で、二時間じっと立ったまま待ちましたが、25分間の「火の祭典」を堪能しました。
 
お水取りが終わると、奈良に本格的な春が訪れます。
 
  
 
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お水取り への12件のフィードバック

  1. そのちゃん より:

    コスモスさん、こんばんは~♪
     
    大きな火の玉が生きているかのごとく、転がる様は圧巻ですね!
    何日か前にテレビで見ました。
    一度は見てみたいです。
     
    奈良のお水取りがすんだら、あったかい春がやってくる
    祖母が言っていましたのを思い出しました。

  2. yasuko より:

    おはようございます! すごいですね!初めて舞台裏まで見せてもらいました。
    今日も、19度くらいまで気温があがりそう。 いよいよ春ですね(*^_^*)
     

  3. saganhama より:

    おはようございます(^<^)
    ↓お稽古のやり過ぎには注意してくださいね。早目の休養が大事ですから。
    奈良町の落ちついた雰囲気に、何時でも触れられるコスモスさんが羨ましいです。
     
    お水取りの様子は昨夜もニュースで流れてました。
    今年は直に火の粉を浴びられたようで、これで今年一年安泰ですね(^o^)/
    伝統行事の舞台裏を見ると、その大変さが伝わってきますよ。
    規模は小さいですが、我が町の天王さまと言う夏祭りに、関わっているの身なので
    何百年も伝統行事を続けている、この行事の関係者の方々の努力に感服です。
    松明の光に歴史の重さを感じました。

  4. KEN16 より:

    元興寺の方では失礼しました。鹿たちの表情、陽の光がやわらかくあたっておりますねーェ!みんな暖かそう!
    元興寺とは古くは栄えた時代があったのですね~?時の勢力が変わるように宗教世界でも勢力争いがあったのでしょうか?その元興寺の名は、文化財の保存研究所?とやらの名前でよく聞いたことがあります。
    ところで、火の祭典であるお水取りの行事は、奈良に住むコスモスさんにとって特別な思いでしょうね。
    本当に奈良の人になっていますね!KENには実感がわかないですが、暗がりの中の大松明、そしてお水取りの”お香水”のくみ上げ・・・等 かなり長い期間にわたって行われるのですね?
    機会があれば行って見たいですね!4月、開花が早まっている桜の季節・・・吉野へおじゃましますよーォ!

  5. コスモス より:

    そのちゃん、こんばんは~!
    地元なのに私もテレビで見るだけでした。
    何でもそうですが、実際にみると迫力がありますね。
    やっぱり本物は見るべきだと思いました。
    「お水取りが終わらないと春が来ない」とは昔からよく言ったものですね、それまでは奈良は寒いです。

  6. コスモス より:

    離心円さん、こんばんは~!
    ほんとに暖かくなりましたね~、
    修二会は、2月中頃から本業に向けていろんな行事が始まっているようで、
    「ごあんな~い!」という大きな声を合図に数名のお坊さんが二月堂に登る階段を
    ならんで上がっていかれるのを見かけたり、

    二月堂の辺りを歩いていると、いろいろ珍しいものを目にすることがありますよ。

  7. コスモス より:

    hamahamaさん、こんばんは~!
    やりかけたら、ついつい無我夢中になってしまうものですから、気をつけないといけませんね。
    少しやすんだら痛みがとれました。
     
    身近に古い歴史に触れることができるのは、恵まれてると思います。
    お水取りでは、お寺の方々はもとより、いろんな形でたくさんの人達がたずさわっておられるのがよくわかりました。
    「お松明」の時、お堂の真下には消防服に身を包んだ消防署員の方をたくさん見かけました。
    考えてみれば当然のことかも知れませんが、テレビを見てるだけではわからないことでしたね。

  8. コスモス より:

    KENさん、こんばんは~!
    「大松明」の前の平日だったので、地方から来られた人も多かったようで、
    胸に交通社のワッペンをつけた人をいっぱい見かけました。
    奈良に住んでるかぎりは、いろんな行事を実際に足を運んで見てみようと思いました。
     
    長く住んでいても、私にとって奈良は「第二のふるさと」なんですよ。
    生まれ育った「ふるさと」がわたしの原点です。
    いくつになってもふるさとの気質はぬけませんし、ふるさとに帰ると母のふところのようなぬくもりを感じます。
     
    吉野ではお天気に恵まれることをお祈りしてます。
    私も桜の時期に必ず一度は行きますよ、KENさんとすれ違うかもしれませんね。

  9. jazzy より:

    コスモス様
    こんばんわ
    お水取り、本当に荘厳なまつりごとですね
    それに不思議な行事です
    閼伽井のお水は羽衣で説のある若狭からのお水だそうです
    神秘的な感じがいたします
    僕も一度この神秘を体験したいですよ
     

  10. コスモス より:

    jazzyさん、こんばんは!
    実際に見ると迫力があります、テレビで見るのとは大違いでした。
    これからは毎年見にいきたいと思いました。
    夜の行事なので、近くに住んでいないと行きずらいですよね。

  11. 猫と薔薇と私と より:

    春分の日が寒かったけど 今日は打って変わって よいお日和です。
     ベランダは20度超えてましたよ。
    お松明 いつもニュースで見るたびに すごいなぁ と感嘆していましたが
    真近の 迫力は 人出も火の粉も格別でしょうねぇ。
     この2月堂も まもなく桜に囲まれ 甘い香りに包まれるのでしょうか。
    確か そのあたり 山桜がありましたよね。
     次は 七輪持って 花見といこうじゃないですか。

  12. コスモス より:

    猫と薔薇と私と・・さん
    おはようございます! お返事がたいへん遅くなりました、すみません。
    ほんとに暖かくなりましたね~、
    外を出歩くのがとっても気持ちよくて、心もウキウキとはずみますよ~。
    七輪もって花見とはいいですね~、粋じゃないですか。
    二月堂のまわりで七輪を取り出すと、警備員さんに取り囲まれそうですけどね~。

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